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なんだそうです、10月26日って。
新聞の折込チラシに入ってきたのを読みましたが、良い事だらけで悪い事は何一つ書かれていないのね。

もうひとつ、手元に届けられた一枚のチラシがあります。

「柏崎刈場原発」再稼動させないために

日本中の原発が止っても、電気は全然困りません
 現在日本には五十五基の原発があり、日本全体の電力需要の3分の1をこの原発が生み出している、と言われています。ですからこの原発がなくなれば電気は足りなくなり、私達の電化生活に支障をきたす、と言うことですがそれは本当のことだと思いますか? 「それは本当のことではありません」私達はうまく瞞され、そのように思い込まされているだけなのです。

 電気の発電方法には主に次の五つがあります。水力、火力、風力、太陽光、そして原子力による発電です。この中でいちばん多くの発電設備があるのは火力発電です。次に水力と原子力、その他となっていますが、普段この火力発電設備の大半は休眠させられ、昼夜の出力調整の難しい原子力発電設備を優先し稼動させている、という現実があります。ですからこの3分の1を生み出している、と言われる原発を全て停止させ、火力発電に切り替えたとしても、火力発電の発電能力はまだ余っているのです。それだけではなく、水力発電にもまだまだ余力があります。

 今年7月16日に起きてしまった新潟中越沖地震により、東京電力所有の七基の原発が停止した、と言われますが(そのうちの三基は点検中で止まっていた)、それ以後つい最近まで他の発電設備をゆり動かすことなく電力需要をまかなってきました。ところが夏の高校野球も終わったあたりで、「この夏の猛暑で不足する分停止中の水力発電を緊急稼動させる必要に迫られた」、等とマスコミを使って大騒ぎしていましたけれど、これなどまさに「休眠発電設備の存在」を大きく知らせてくれたようなものだと思います。休眠設備はまだまだ沢山あるのです。ただ原子力発電を優先させたいために眠らせてあるだけのです。

 この「水力発電を緊急稼動……」の話の本当の理由は、原発が停止しているからではなく、他の火力発電のトラブルで80万キロワットほどの供給が得られなくなったからだった、と発表されました。とにかく東電側は、「原発停止」と「電力不足」を直結させ、「原発がないと大変!!」のイメージづくりに必死になっています。

原子力発電はCO2対策にはなりません
 煙突から煙と熱を出す火力発電は地球温暖化の大敵扱いされていますが、そんなことはありません。どちらがCO2を多く出すか、といえば、むしろそれは原発の方です、と言わなければなりません。煙突から目に見える形で熱や煙を出す、という意味で言えば確かに火力発電の方に負がありますが、目に見えないだけで原発の煙突からも熱は出ているそうです。しかも原発の煙突からは放射能も出ていると言います。またどちらも高熱を発生させ、ひきこんだ海水を炉にかけ蒸気を出しタービンをまわす、というごくごく単純な原理で電気を生み出していますが、その“炉”にかけた、あるいは冷ました海水がもう一度海に戻った時の温度や量のことが問題にされていません。熱は煙突からだけ出るのではなく“排水”という形で海の方にも大量に放出されているのです。また原子力の方は例え“微量”と言われたとしても、それまでの自然界にない放射能まじりのものが放出される、という大きな違いがあります。海に温水が放出されることによって海水を暖め(放水口周辺では約7度高い)、それまで水の中に閉じ込められていたCO2が大量に大気中に放出される、と言われます。

 そして原発は、例えば100万kWの電気を生産するのに300万kW分の熱を生んでいて、そのうちの100万kW分が電気となり、残りの200万kW分はなんと海に放出している、とのことです。京大の原子炉実験所の小出裕章先生は「大きな海のあっため機だ」と話されています。

 また昼夜休みなく電気を生み出してしまう原発を多く動かすことで、私達人間社会の生活形態が大きく変化しています。人々が夕方、あるいは夜になり仕事を終え家に帰り眠りにつけば、火力や水力、原発以外の他の発電設備は出力を下げたり停めたりすることが出来ます。でも原発はそれが出来ません。24時間電気を生み続けています。下手に出力調整すれば絶えず危険と隣合せになってしまうからです。ですからその出力調整のしにくい、と言いますかしたくない原発に合わせて、電力会社は人々や工場を止めない、眠らせない社会に変化させようとしています。夜中も働いている工場や真夜中もこうこうと灯りのついているコンビニや自販機などが増えれば増えるほど、社会は夜も熱を出し続け、つまり原発の煙突以外のところで大量のCO2を出し地球温暖化を加速させていきます。

 また夜も発電してしまう原発の電気を放出するため、すでにダムのある川に新たなダムを造り、「揚水発電」というとてもおかしなことをしています。これはいわゆる二段式ダムと言われ、昼間上のダムから水を落とし、夜になると下のダムから上のダムに水を汲み上げる、つまりこの“揚水”のために電力を使い放電させる、という仕組です。ここでもまた新たな熱を発生させていますし本来必要のない“ダム”を全国各地にいくつも造っているわけです。

 またもうひとつの見方は、それぞれの燃料である重油とウランの“誕生”から“墓場”までの工程です。つまり採掘、精製、後始末、というところにどれだけの労力と時間とお金、そしてエネルギーがかかるか、ということです。重油あるいは石炭、ガス、いずれの場合もその危険性だけとっても、ウラン等と比較することなど出来ません。経済性で言えばなおさらのことです。原発の後始末だけでも約19兆円かかるそうです。一日一億円分と計算して500年以上分です。煙突からほんの一片だけとりあげて、原発の方がいい等というのはあきらかにルール違反です。

原発は石油の代替エネルギーにはなりません
 はっきり言って、石油がなくなれば原子力発電設備も止ってしまいます。何故なら原発は電気以外のエネルギーは何も生み出さないからなのです。それどころか、永久に消えない危険きわまりない死の灰、高濃度核廃棄物を大量に生み出してしまいます。そしてこの死の灰は誰かが何万年も管理、冷やし続けなければなりません。このように原発は多くの人間の管理によって動かされています。その人達は徒歩で通勤してくるわけではありません。また原発は、肝心要のウラン燃料棒始め、実に多くの資材や備品と共に存在しています。それら全ての物の運搬、あるいは製造にとって石油はなくてはならない“原材料”そのものです。つまり“石油”の存在があってはじめて原発は稼動出来ている発電設備です。石油がなくなれば原発もまた止らざるを得ません。また原発燃料である“ウラン”も、いつかは無くなります。石油とどっちが先だか分からないようです。
 
 多くの日本の人々は、世界の中でもトップレベルの高度な学校教育を受けていますが、その割に、こうしたひとつひとつのことをあまり深く考えることもなく、疑いもせず、国や電力会社の言っていることをそのまま信じ込み、まるでそれが自分自身の素晴しい知識であるかのように振舞っています。人々のその信心深さゆえに、国も企業もこれほど沢山の原発を、この地震大国日本に出現させることができたのだと思います。まさに原発は、そういう人達にとっての「ご神体」であり、原発信仰そのものではないでしょうか。
 でももうそろそろ、私達も目を覚ましてもいいころではないでしょうか? あまりの妄信は、サリンを撒いてしまった団体もあったように、取り返しのつかない事態を招いてしまいます。そうなる前に、原発も再処理工場もやめにして、やさしい発電方法で暮らすのはどうでしょうか?

2007年9月9日 山田 征(ヤドカリハウス)


関連リンク集

『柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会』

小出裕章氏が語る「危険すぎる六ケ所再処理工場」

エネルギー関連のデータ

『三陸の海を放射能から守る岩手の会』

『美浜の会』美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会

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【なおきさま】
ご訪問ありがとうございます。
NHKは政府の持ち物ですから…。
政治家の事務所にお勤めの方とか、役所にお勤めの方とか、仲良くなると面白いですよ~。隠し事がい~っぱいあることを聞かせてもらえるらしいです。
知り合いやお友達を増やす事はかなり重要課題です。
分からない事、疑問に思ったことは調べてみてください。私から提供した情報はほんの一部。もっともっと出てくると思いますよ~。
【よしだいさま】
コメントありがとうございます。
原子力問題だけではなくて、一般民はまだまだ沢山の事実を隠されているようです。明らかにしていかなければならない事が呆れるほど沢山あります。
2007.9.7の東京新聞には『電力会社のまやかし「原発は安全」ウソ』、2007.8.4には『それでも原発を選びますか?』という記事が載っています。(もしかしたら日付が間違っているかも…調べなおしてみよう…)
報道されるのはほんの一部と考えて、自分からしぶとく調べる必要があるみたいですね。
木津さんがよく言われていますが「色々な職業の人と話をして、横のつながりを持つように」というのも、“自己を知る”意味の他に“日本や世界を知る”必要性の事を仰っているのかもしれませんね。

北斗の拳…なつかし~。
核の誤爆発で世界が変わるという漫画は他にも色々ありますね~。漫画の題材になっている問題は、もはや空想物語ではなく、現実化へと向かっているようです。
残念ですが「うざい」とか言って現実から逃げている場合じゃなくなっていますね。
【う~ん。。。】
どうも、初めてコメントします!
昨日のクローズアップ現代(NHK)で原発のことやってましたね。今回の柏崎刈場原発停止で首都圏の電力供給に支障をきたす恐れがあるので、その対策に東京電力の社員が奔走しているという内容がありました。
山田さんの記事を読むとこれも嘘ということになりますが、、、。NHKもグルなのか?
う~ん、何とも言えません。
【反省。。。】
デンコちゃんの言う事を鵜呑みにして、
信じ込んでいた1人です。。。
そうなのか。。。
今まで、どれだけ誤った知識を頭にいれていたのか。

正直、原子力ってずっと疑問や疑いを持ってましたが、
電気を生み出すのには一番良いと思い込んでました。
ごめんなさい、地球。
やっぱり自然が生み出したものが一番ですね。
勉強になりました。
ありがとうございました!

そういえば、漫画「北斗の拳」の世界は、
近未来で核戦争が起こった後の世界が舞台です。
作者の方が作ったフィクションの世界ですが、
その世界の人々の生活は、悲惨なものです。。。
原子力や核に頼っていると、
こんな世界になってしまうぞ!
という作者の願いが込められてるのかなー。。。
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