2017 / 10
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季節はずれに暖かな土曜日。
自転車をこいで多摩川へと向かう。

欽ちゃんがサッカークラブをやめて、
『お出かけ』のできる日々が戻ってきた。

小学校はあと1年。
頑張ろうと思えば続けられたかもしれない。
他のお母さん方からは「上手くなった」「伸びたね」と褒めてもらえていた欽ちゃん。でも何度足を運んでも出場させてもらえる試合は少なく、秋口になってからは殆ど出番はなかった。

「また出られなかった」と荷物を引き摺るようにして帰ってくる。
「皆は欽より長くサッカーをやっているんだもの、仕方ないよ。練習して追いつこう。欽には欽の良さがあるんだから、そこをのばしていこうよ。」と声かけをしていたが、欽ちゃんは納得していないようだった。

そんな或る日、
同じ仲間の一人に言われたのだそうだ。
「決勝戦に出られるんだったら女子のクラブにだって入っちゃうよな」
「女子…上手なのに。周りで聞いていた皆はどうしたの?」と問うたら
「笑ってた」 って。

練習に行けばわざとファウルされたり、
言葉の暴力を受け続けて、何ヶ月も前から暗い顔をしていた。
色々とあった中、決定的になったのは、ある決勝戦。
それは5年生の試合。
お手伝いに来ていた実力のある4年生がほぼフル出場で活躍する中、
数人の5年生に出番はなかった。

コーチは試合前に言っていたのだけれど。
「今日は必ず全員出すから」って。

その日家に帰ってすぐ欽の口から出た言葉。
「次の、フットサル大会が終わったらやめる」



ありがたいことにその大会では試合に出してもらえて、
4点のシュートをきめられた欽は、満足そうな表情で帰ってきました。
やっぱり続けるかな?と思いきや
「フットサルとサッカーは違うから」と、気持ちは変らないようで…。


2年に満たない短い間でしたが、サッカーを教えてもらって
皆とプレイできたのはいい思い出になったと思います。

本人の中では、まだ色々な気持ちがくすぶっているのかもしれないけど、
まだ5年生だもの。
様々な方法を探してもいいよね?



久しぶりに引っ張り出してきた釣り竿から、勢い良く繰り出される糸が
多摩川の上で きらりと光る。
きゅっと結んだ口元に、欽の意志がちらりと見えたような気がした。


絶え間なく、一定の速さと一定の調子を守りながら、川は流れる。
水は見る場所により、モスグリーンに、くすんだ青に色を変え、
日の光を反射した面が、白い模様を描きながら、
29km先にある河口へと向かっていく。

海へ。
海へ。

ゆるやかに。

虫けら、
なめらかな羽根を持つ鳥たち、
時折跳ね上がって飛沫を上げる魚たち。

汚されても汚されても、数多の命を育む川よ。
地球の血脈よ。

あなた方を模倣し、内包したこのちいさな命が

正しい知恵を身につけられるよう
正しい方へと向かって行けるよう

導いて下さい。



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【masakoさま】
はじめまして。
コメントを頂けてとても嬉しいです。 (*^_^*)

>運動をさせるため、という気持ちで入ったのにやはり勝つためという現実を目の当たりにするとそのためには必要とされていないわが子がとっても切なくて。。。

私も同じ気持ちで練習や試合を見ていたので、その気持ち、痛いほど分かります。
仲間と一緒に活躍できないのは、本人も、それを見ている親も、本当につらいですよね。
例え言葉に出されなくても「お前なんかいらない」というメッセージを伝えられるのは、苛めに値するのではないかと。。。
指導者はもっと冷静になって【勝つ=自己満足】のためのジュニアスポーツから、【健全な心と体を育てる】ための本来の義務を思い出してほしいです。

うちの長男(中1)もマイペースです。「男の子だからスポーツを!」と親としてはつい望んでしまうのですが、その子それぞれに向いているものも必要なものも違うんですよね。
親の自分も冷静にならなくちゃなぁと、日々勉強させられています。(笑)
【yasukoさま】
お久しぶりです!(^o^)/
コメントをありがとうございます。

親としてはサッカーを通して友達ができて楽しく運動ができればそれでいいとだけ考えていて、勝利一辺倒のクラブコーチとの方針には結局ついていけませんでした。
勝つことは【目標】にはなるけれど
【目的】ではないと私は思うのですけど…。
ともあれ、今回の経験を踏み台に、ひと回りもふた回りも大きく強くなればいいなと。(*^_^*)

スポーツクラブの問題は頻繁に聞いたり目にしたりしますね。きつい言い方ですが、子供を指導している自覚のないコーチが多すぎるように思います。

今後の進路のこと、決められたのですね。
最近なかなかコメントをつけられずにいましたが、ブログには伺っていますよ~。
新しい記事も楽しみにしています。
【Unknown】
はじめまして♪
時々遊びにうかがってました。。。

息子さんのサッカーの話に思わずコメントせずにはいられなくて。。。

実は家の息子も5年生です。
そして少年団の野球を3年生からやっています。
息子はとっても運動オンチで(汗)とってもマイペースなので決してスポーツには向いてないのです。

でも友達に誘われてはじめてはみたものの、今5年生になってレギュラーをとれていないのは家の子だけ、という状況です(涙)

半年ほど前に辞めると言い出しいろいろ話し合って辞める決心をした時チームメイトが引き止めてくれてもう一度頑張ると言い戻りました。
でも、戻っても状況は変わることはなく、運動をさせるため、という気持ちで入ったのにやはり勝つためという現実を目の当たりにするとそのためには必要とされていないわが子がとっても切なくて。。。

もっと野球が大好きになって夢中で球を追いかける、という風にでもなっていれば違う風になっていたかもしれませんが。
その子によって向き合う姿勢にもいろいろあって、なかなか理想と現実は違いますね(苦笑)

息子さんもきっと沢山つらい思いをしたと思います。
でもそのことでちゃんと自分なりに考えて結果を出せて良かったですね。
これを乗り越えたことできっとこの先役に立つときがありますよね。
5年生でも本当にいろいろ考えるんだな~と私も時々思います。

初めてのコメントで長々と失礼いたしました。
【欽ちゃんかっこいい!】
自分で決めたのですね。
でも5年生だもん、なんだっていつだって戻れるし
前に進めますよね!

習い事やスポーツクラブの問題は私の周りでもよく
耳にします。
silkyさんのように「わが子は何のためにそこに所属
してるか」って考えてあげられれば子どもも納得して
自分で決断するのでしょうね。
うちの息子たちも長いこと学校のサッカークラブに入りたがってます。
でも、私は子どもたちの大切な今の時間を使うのなら
しっかりと技術を教えてくれる所か、そうでなければ
スポーツマンシップを身につけさせてくれるところに
通わせてあげたいと思っていました。
今の学校のサッカークラブはそのどちらも身に付き
そうにありません。
学生コーチが正門の外でぷか~っと煙草を吸っている
姿をみるとどうしても預ける気持になれないのです。
 
色々と難しい問題もあるけど「今これは何のために
?」って考えることは大切なことですよね。
場合によっては辞める潔さも!
 
そうそう色々と悩んだ結果、我が家は中学受験は
しない方向で進む予定です。
何年もかけて調べたり悩んだりした結果です。
今度そのことを記事にしてみようと思うので、また
覗きに来て下さいね。
 
お互いお仕事もがんばりましょうね~♪
久しぶりで長くなってしまいました。



【scholastica様】
はじめまして。
ご訪問とコメントをありがとうございます。
コーチは練習時は一所懸命教えて下さっていたのだと思いますが、いざ試合になると勝つことしか頭に浮かばなかったようで、普段口にされている理想的な少年サッカーの指導理念は吹き飛んでしまわれていました。残念ですが、そういう現実はあちこちのチームで見受けられますね。
クラブに入るまでは全然知らなかったサッカーのことがやっと分かってきて面白くなり始めたところだったので、まずは以前から入りたいと言っていたサッカースクールを探してみようかという話になっています。
通えるところが見つかるといいのですが。。。
>また、楽しいサッカーに出会えると良いですね。
ありがとうございます。私もそう願っています。(*^_^*)
【ミサブレさま】
お返事が遅くなってすみません。
仕事中に鳴りだした携帯をとってみたら欽ちゃんで、「××やめることにした」と話し出した時はいきなりでびっくりしました。…そうか、決めたんだねって。
クラブでの嫌な出来事はまだぽつぽつ喋っていますが、言いたいことは出させてあげて、様子を見つつどこかの時点で前向きに切り替えしてやりたいと思っています。
ありがとうございます。
【Unknown】
はじめまして。
以前サッカーのコーチの資格を取って、地域少年サッカークラブのお世話をしていました。
現在の日本の子ども達のサッカーチームはどうしても勝つことが優先してしまう所が多いようです。強いチームに子供が集まり易く、コーチも褒められるからだと思います。
今、欽ちゃんはゴールデンエイジといわれる大切な時期です。もし、またいつかサッカーをやりたいと言う気持ちがあったら、ラダーというトレーニングやフェイント等の個人技の練習なら多少は一人でも家族に手伝ってもらっても出来ますよ。
ラダーは脳から足への伝達を良くするトレーニングなので他にも役立ちます。
また、楽しいサッカーに出会えると良いですね。
【内なる声】
欽ちゃん、自分で決めたのですね。周りがどうの、とか、過去の自分がどうの、という事を断ち切って、今の欽ちゃんが望む通りに。
欽ちゃんが何ものにも惑わされる事なく、内なる声に導かれて欽ちゃんの道を進む事ができますように。

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