2017 / 08
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数日前からアンデルセンの童話を読んでいる。

アンデルセンの描く情景は、こんなにも美しかったのか、
これ程までに悲しく、奥深いものだったのか、
と、あらためて思い知った。

童話はメタファーだ。

数年前、まだ小さかった子ども達に、グリムなどの童話を毎晩毎晩、読み聞かせていた時にも感じていたことだが、今回また鮮烈な衝撃を受けている。
童話は子供達だけのものではない。時として大人の心にも、しみこむ。

己の愚かさを知り、
知ってそこから立ち上がれ。
眠りから目覚めよ。
あなたが見ているその情景は、与えられた夢ではないのか?
何が真実なのかを、
大人こそが
知るべきではないのか?

『人魚の姫』アンデルセン童話集1
矢崎源九郎訳 新潮文庫

16編の作品を収録。

『人形つかい』
……それにしても、あのとき、学生の言った言葉は、今もなお、わたしの頭にこびりついています。というのは、その話の中には、学生自身でも、説明できないようなことが、たくさんありましたからね。たとえば、一片の鉄がコイルの中を通ると磁石になるといったことがらも、その一つです。ほんとに、これはどういうわけでしょうか? 霊気が、それに働きかけるのです。しかし、その霊気は、どこから来るのでしょう? わたしの考えでは、この世の中の人間についても、同じではないか、という気がしますね。神さまは、人間を時のコイルの中を通過させます。そうすると、霊気が働きかけて、ナポレオンのような人や、ルーテルのような人や、あるいはまた、それと似たような人が、できあがるのです。

『人魚の姫』の悲しみに共感して、泣いた。
自分はこれほどまでに憧れ、かぎりない苦しみをがまんしたことがあるだろうか。
自分の嘆き悲しみは、自分だけのものではない。
地球上の何万という女性が、同じように苦しんでいる。

すべての人が、それぞれに、孤独なのだ。








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